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医師・著名人との対談がんについての情報                   ▲先頭ページへ
孫先生 漢方医 孫 苓獻(そん れいけん)
広州中医薬大学中医学(漢方医)博士
台湾萬華医院癌病統合医療センター顧問医師
中国珠海振國腫瘤康復医院(和訳:珠海振國腫瘍医院)・腫瘍内科医師
アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師
世界中医学連合会(WFCMS)肝臓病専業委員会理事
香港国際整合輔助医療協会(和訳:香港国際統合医療協会)顧問
中華国際抗癌康復協会顧問

今年四月初旬の香港・台湾の出張の際、香港自然医療学会健康博覧会にご講演される中国や、台湾でご活躍される孫苓献医師孫先生に、ガン病における統合医療の役割について、お話を伺いました。
大屋 ご無沙汰しております。台湾、香港で大変ご活躍なさっているお忙しいなか、貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。まず、先生にはガン治療における統合医療についてお話を頂きたいのですが・・・
 
孫先生

まずは、統合医療とは西洋医学、東洋医学(中医学)及び自然療法を取り入れるいわゆる全方位的な治療であります。このような治療形態は、現在医療の主流となっている西洋医学とは異なるため、初めの頃は疑問視とされていたが、近年多くの医師や専門家の努力、研究の実証から統合医療によるがん治療、及び回復に対する効果が注目されております。

そこで統合医療の役割を概略に説明すると、がん治療の標準治療と言われる手術、抗がん剤、放射線治療といった西洋医学手法のほかに、漢方療法や自然療法が重要されてきているかいうと、標準治療はがん細胞の殺傷がメイン治療であるため、治療と同時に正常の細胞もダメージを受けます。そのため、患者さんの体力、免疫力の降下をもたらす要因となり、漢方療法や自然療法による正常細胞の保護が不可欠となります。また、漢方的な考えから、患者さんの体質(証)の個人差によって同じ程度の病巣でも、薬の効果は体質によって異なってきます。

現在、私共の台湾萬華医院癌病統合医療センターで治療を受けている多くのがん患者さんは、標準治療後の漢方療法などの統合療法と併用によって、「延命効果がはかれた」

統合医療について語る孫先生 
統合医療について語る孫先生
 質疑応対に応える孫先生      
質疑応対に応える孫先生
 

「癌病による苦痛がかわされた」などの症例が多く、こうした事から統合医療による役割が伺えると思います。

私の師でもあります長白山薬物研究所所長王振國先生の話によると、「がん治療において、もっともよい治療法とは、『小西薬大中薬』つまり、副作用のでやすい西洋医薬治療を最小限にし、その代わりに患者さんの体力を補う、免疫力を高める漢方を大量に投与する治療法であります。漢方の利用は、当然科学手法による実験や、専門的な研究機関による長期臨床の結果を得ているつまりエビデンスを得ているもののご利用が重要です」

こうした漢方療法のほか、飲食や、生活リズムの改善、精神的な調整、または、ストレスの緩和などといった自然療法の併用によって、治療効果が高まることが伺えます。 抗がんの過程において、完治を目指すのではなく、どのようにしたら「引き分け」ができるかのいわゆる、がんと上手に「共存」できること事がベスト」だと考えられます。

大屋 最近世界中で中国食品の安全について疑問視とされているなか、「漢方」についてもそのマイナス的な イメージが消えないのですが、漢方療法における漢方の「安全性」についてお話を頂けますでしょうか。
 
孫先生

漢方療法によってがんと闘う気力が生まれ、がんの進行が緩やかになったり、肉体的な苦痛が緩和されたり、つまりその気力が自然治癒力を増進させ、好結果をもたらすことが多く、患者さん個々の体質や、体調によって積極的に治療に取り入れております。

そこで、より安心安全な漢方の選択については、いうまでもなくエビデンスのもつものを選びたいのです。先ほども申し上げましたように、私の師王振國所長が長年抗ガン漢方を研究しており、数千種類の薬草から数種類の抗がん作用をもつ薬草を用いて配合された漢方は、この十数年来世界各国で臨床実験を経て、抗がん作用や、フリーラジカルの除去に作用のある抗がん漢方の研究に成功し、世界各国で高い評価を受けております。

ようするに、漢方の利用にあたって、信頼できる漢方医からの処方を利用するか、もしくは、利用する漢方がもつエビデンスはもちろん、生産地から生産手法まで全て科学的な手法によって製造され、世界的に権威のある厳格な検査機関(SGS)で毒性検査などの品質チェックがなされ、国際的に最高レベルの品質管理を行って漢方製剤が望ましいのです。

大屋 漢方療法における漢方の選び方は分かりましたが、その漢方の役割については、より詳しく教えて頂 けますでしょうか。
 
孫先生

漢方というと、どうしてもうさんくさい、古いというインメージをもつ方も多いかと思います。まず、私共の統合医療センターで用いる抗がん漢方薬からお話をさせて頂くと、ガン細胞に対する殺傷作用はもちろん、ガン細胞に侵された正常細胞も補う、体内の免疫状況を整えてくれるなどの役割はなかなか一言では説明できないのですが、下記のように説明しております。

「まず、がん病から回復に向かう事を大きな山を登る列車に例えると、車両の先頭ががん患者様、2両目が患者様の体内にある毒素や免疫の低下など、3両目は老化そして最後尾の車両が天仙液とします。列車が山頂(回復を表す)に着くと、病を克服し、闘病のストレスから解放されるのだが、先頭の車両が機能(パワー)の弱まっているため連結する車両に引っ張られなかなか登れず、下がるのを止めるパワーがなければ、列車が全てのパワーがなくなり、最終的地面に着き起動ができなくなります。

患者さんと触れ合う孫先生 患者と触れ合う孫先生
 
患者さんとの集い 
患者さんとの集い
 

つまり、列車を山頂(回復)に向かって動ける「大きなパワー」が必要なのです。そのパワーとは、西洋医学なら、手術や抗がん剤、放射線治療などという補給手段になるでしょうが、しかしこれらの手段は、副作用、体力の低下をもたらすだけではなく、精神的なダメージも受ける事になります。

そこで、抗がん剤や放射線治療と併用できる天仙液の服用(補給)によって、細胞の増殖を防ぎ、副作用を軽減させ、免疫を強化する働き(パワー)があるので、山頂(回復)に向かう列車が下がる事なく、山頂に辿り着く事ができる、いわゆる悪化する状態をストップをかけ、山を越えさせるパワーとなるのです。